特殊技術,SPECIAL TECHNOLOGY
超音波探傷試験 U T
チューブ内外面減肉/リアルタイム減肉マップ/局部減肉の検出/B、Cスコープ表示
水浸法のミラー回転方式のため、チューブ全長全面の内外面の減肉状況が、パソコン画面にリアルタイムに、Cスコープ(全面展開図)、Bスコープ(軸方向・周方向断面図)が表示され、減肉分布がわかりやすく、他社、他方式等の確認、詳細検査等に多用されています。
▶センサー部構造と測定原理
▶特 徴
- すべての内外面減肉を対象。腐食損傷形態の把握に優れる。
- 専用センサーは高速タービン回転方式。
- 高速回転と軸方向移動で、全長全面の減肉展開図(Cスコープ)を表示。
- 減肉展開図(Cスコープ)の表示はリアルタイム。重大減肉を速やかに報告。
- 全長全面の検査に優れ、検査長は、管端より最長 13 mまで。
- 測定データをすべてデジタル保存。詳細な経年調査に有用。
- 高精度な測定データは、極値統計法等の余寿命評価に利用可能。
- 接触媒質は、水。
注)別途、外面孔食検出に優れる「ATOM」も保有。
▶検査例
- 各種熱交チューブのバッフル際の外面局部減肉、全長全面の内外面減肉。
- エアフィンチューブの全長全面の内外面減肉。
- ボイラー給水加熱器チューブの外面バッフル部減肉、内面局部減肉。
- 抜管サンプリング検査の代用。